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2024/05/18(Sat)
ADMIN
Profile > 3rd server > Monster




Monster

ジョロウグモ




 3rdサーバーに多く住むモンスター。モンスターの中でも特にプライドが高い蜘蛛種至上主義者ぞろいで、森の奥深くで限られたコミュニティを作って貴族のような生活をし、リヴリーや他のモンスターと馴れ合うことをひどく嫌っている。
 もともと3rdサーバーはリヴリーよりもモンスターの方が数が多かったが、だんだんと数を増やしたリヴリーたちに領土を奪われ、ついにはリヴリーによるモンスター殲滅計画で大打撃を受け数が激減、絶滅しかけている。多くのジョロウグモたちは、このまま森の中で朽ち果てるか、プライドを捨ててリヴリーの世界で生きるかの選択を迫られているが…。
 アルゴル家、ラッドラック家、ジャワ家と大きく3つの名家が存在し、御三家は見ただけで判別できるほど美しい髪色や瞳の色、肌の色を持つ。彼らは名家の純粋な蜘蛛種の血筋を何より誇りに思っており、蜘蛛種カーストの頂点としてその種の貧困層のジョロウグモたちを統治、管轄する仕組みになっているため、貧困層のジョロウグモたちを好きなように奴隷として扱っている。ただし、モンスターを撲滅しようとする過激派のリヴリーや家ごとの厳しいしきたりのせいで彼らもまた風前の灯。普段は暗い森の奥の屋敷でひっそりと生活している。
 また、ジョロウグモの中にはプライドを捨て、リヴリーに献金したり知識を授けたりすることで「親リヴ派」を演出する貴族も出てきており、同族からはかなり批判を浴びている。このような「新リヴ派ジョロウグモ」はリヴリーの街中では歓迎され、リヴリー界ではちょっとした有名人。しかし金もなく、名声もない他のカースト下位のジョロウグモたちは、唯一の武器である「変身能力」を使ってリヴリーの世界に文字通り溶け込んでいる。


@北の森
 御三家が集まっている怪物の森。森の中には大きな湖があり、さらに区切られている。以前はハンターたちが踏み込むこともしばしばあったが、THPDと名家の取り結んだ不可侵条約により、リヴリーの立ち入りには許可が必要となった。森のさらに奥には、古い城壁を持つ敷地があり、そこに着飾った旧世界のジョロウグモたちが暮らしている。

@テューダー・レイク・ホール
 ジョロウグモたちが建てた、湖のほとりの絢爛豪華なオペラハウス。だったのは遥か昔。今は埃にまみれ、永遠に開くことのない重たいカーテンが釣り下がっている。巨大なホールの中で、今もごく稀にジョロウグモたちの秘密の集会が行われているらしいが…。

@シェイプシフター(変身能力)
 リヴリーに変身できる能力を使えるジョロウグモのこと。他種のモンスターにはない特別な能力。特にここ10年ほどで一部のカースト下位のジョロウグモに現れはじめた力で、種が激減した中でモンスターたちに備わった生存戦略ではないかと見られている。シェイプシフターたちはリヴリーになりすまして街の中に潜んでいるが、リヴリーには見分けがつかない危険な能力であるため、見つかり次第即駆除することになっている。



***



ウィーヴィル・ラッドラック ♂ ラッドラック種
 この世で最も美しいといわれている希少価値の高い純ラッドラック種のオス。名家ラッドラック家の待望の跡取り息子として生まれたが、その血筋ゆえに籠の中の鳥のように育てられ、性格がひねくれている。その血筋の尊さを表す美しい見た目とは裏腹に、粗暴で短気な性格。両親の死後、実質ラッドラック家の当主となった姉のロベルタから、もはや人ではなく宝石のように扱われ、ラッドラック家の舞踏会でお披露目される時以外は「あなたのため」と言われ屋敷に閉じ込められている。
 姉のおかげでさらに情緒不安定になった彼は極度の人間不信に陥り、目に映る人間がすべて自分を利用しようとしていると思い込んでいる。屋敷の召使いたちへの暴力的ないたずらは多少多めに見られているが、あまりにも荒れているときはほぼ獣扱いされ、薬を打たれて無理やり眠らされている。実質、跡取りとしての権利すら奪われ、暗い塔の中飼い殺し状態で幽閉されている彼は姉に対する憎悪を膨らませ続けており、姉への当てつけに彼女が嫌がることは何でもしようと、ラッドラック家の価値を地に落とすある計画を実行する。

ロべルタ・ラッドラック ♀ ラッドラック種
 ウィーヴィルの姉で、ラッドラック家の血筋を引く美しい美女。傲慢で計算高い女で、両親の不慮の死後、若きラッドラック家の当主として蜘蛛種全体に急激に影響力をつけた。若さゆえの大胆で狡猾なその手腕には、感嘆と同時に畏怖の声すら上がっており、影では自ら両親を殺害したのではないかと囁かれているほど。
 弟のウィーヴィルには病的なほどの執着を見せ、一人生き残った大切な家族だといいながらも、彼をラッドラック家の象徴として私有財産のように扱い、時には人権を無視した行動さえ強いる。彼女の目的は、御三家の中でも最強と呼ばれる「アルゴル」の名を冠するラインホルドに接近し、彼女の体制を転覆させ、ラッドラック種こそ至高と認めさせること。
 名家の純粋なラッドラック種であることを誇りに思っており、リヴリーのことを毛嫌いしている一方で、3rdサーバーのリヴリーたちには財力を使った資金援助や教育支援など「親リヴ派」の顔を演じており、リヴリー側の世界にも、蜘蛛の巣を張り巡らすように、じわじわとその魔の手を広げつつある。



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エイド ♂ ジョロウグモ
 ラッドラック家に使える執事のひとり。賢いがへたれで、ここぞという時にミスるドジ。ロベルタはそこがお気に入りのようで、結果いつも彼女の側に呼ばれており、本人は嬉しそう。(しかしそのせいでウィーヴィルに付け狙われ、難癖つけられて殺されかける)
 美しきロベルタが自分を可愛がってくれるのが嬉しくてしょうがないが、彼女の本性はわかっていない。さらに父エドガーが自分よりウィーヴィルを可愛がっていたこともあって、ウィーヴィルがどんなに彼女を罵倒し、自分に辛く当たっても、自分の方がロベルタ様に愛されている、と一人勝手に優越感に浸っているかわいいやつ。
 サーバー間を超えたモンスター3種代表会合には、ロベルタの代わりに彼が参加する。

エドガー ♂ ジョロウグモ
 過去、ラッドラック家執事長だった男。主であった姉弟の両親と共に事故に巻き込まれ死亡した。厳格で厳しいが根は優しい執事で、子ども時代の姉弟の面倒を見ていた父親的存在。エイドの父親だが、へたれもやしの息子よりウィーヴィルを可愛がっており、ウィーヴィルもまた彼に信頼を寄せていた。

*

"アルゴル"・ラインホルド ♀ アルゴル種
 蜘蛛種の中でも最強と謳われるアルゴル家の頭首。他種モンスターとも渡り合う実力を持つ蜘蛛種のリーダー的存在だが、政治を行っているわけではなく、滅びゆく同種のことについてはのらりくらりとしていて、リヴリーとの関係をどうするつもりなのか計りかねるところがある。
 蜘蛛種にしては珍しく神を信仰しており、リヴリーのことは弱くて哀れな生き物ゆえにモンスターを迫害するのだと考えているようだが、反撃するそぶりはあまりない。それでいてリヴリーのことは簡単に命を奪えるおもちゃだと思っているようなところもある。
 シェイプシフターの能力を持っているが堂々と公表しているわけでもなければ隠しているわけでもなく、ただ稀にリヴリーの子供に化けて街に行っては遊んで帰ってくる、という蜘蛛にしては異質な趣味を楽しんでいる。

アリス ♀ ジョロウグモ
 アルゴル家の養女。ラインホルドの気まぐれで、貧困層から突然名家に連れてこられた。ラインホルドのお気に入りのお人形のようにあちこち連れまわされている。ラッドラック家で見かけたウィーヴィルに淡い恋心を抱いているが…… 。

リリス ? ジョロウグモ
 2ndサーバーに脱走したジョロウグモ。最初のシェイプシフター。ラインホルドの命により、2ndと3rdを行き来しては彼女に情報を流している。





Profile > 2nd server
Center server / 1st serverオオカマキリ / 2nd serverスズメバチ / 3rd serverジョロウグモ




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2009/01/06(Tue)
ADMIN