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2024/04/30(Tue)
ADMIN
Profile > 2nd server




2nd server

セカンドサーバー




 転とシシーが住むサーバー。モンスターが多いこのサーバーは、3つの中で最も治安が悪い。怪物の森に近いダウンタウンでは犯罪が横行しているが、丘の上にある特別区では安全が保障されており、階級格差も著しい。街に現れるモンスターはスズメバチが多め。数が多いため、お互いにその存在に慣れていて、ダウンタウンエリアにはモンスター向けの商業エリアがあるなど、モンスターとリヴリーは持ちつ持たれつな関係を築いている。蜂散と転の故郷で、二人はよくダイナーや映画館などに溜まっていた。街自体は財政破綻寸前。ここで生きるリヴリーは不味い料理と汚れた街にうんざりしながら、自由を勝ち取るために己の力で生きている。


@Dolores
転が働いている美容室。元々は彼の先輩、ヘイズのお店。ヘイズは帰ってきてはすぐまた長いバカンスに出かけるためほとんどいない。シシーと転が以前住んでいた家はまた別にあるが、ヘイズが簡単な居住スペースを店内に確保していたため、転がシシーをよく連れ込んでいる。マネキンが立っていたショーウィンドウは転が勝手に改造し、シシーの部屋にしたため、ソファーでぬいぐるみと遊ぶシシーが外から見られる。ハチルさんもよく遊びに来る。

@ヴェロシティ
鯉壱が昔ママと住んでいた街。丘の上にあり、モンスターが入れない特殊エリアで、超高級住宅街。別名、音楽の街。

@ダウンタウン
怪物の森の近くの旧市街を指す。特に治安が悪く、モンスターも多い。


***



 うたた
ゲッコウヤグラ ♂ 23歳ぐらい 177cm 6月11日生まれ
人称 : 俺 ~さん あの人たち (鯉壱さん・ハチルさん・シシー 中途半端な敬語)
両手のハサミでかっこ可愛くヘアアレンジをこなすオシャレな美容師さん。この世で一番妹のシシーが好き。美容師になったのもシシーのため。可愛い妹を可愛く着飾るのに忙しい。シシーを大人の女扱いしている割には、成人女性は目に入らないくらいのロリコンで、子供の扱いは上手だが、男の子には冷たい。シシーのためならどんなことでも喜んでしちゃうダメなお兄さん。
 2ndの住人らしく、基本的に人を信用しない上、相手を馬鹿にするような態度をとることも。ただ、シシー関連など目的のためにはストイックなまでの努力を平然とこなすところもあり、スイッチが入るとほとんど何が起きても動じない。地頭も良く少しのパワーで要領よく生きるタイプ。
 スズメバチの蜂散とは古くからの腐れ縁で、一時期巣に帰れなくなった蜂散と一緒に住んでいたこともある。当時蜂散も転も相当なヤンキーだったが、転はシシーが来た途端にスンッと大人しくなり、蜂散もついでに矯正された。おかげでスタイリング時の営業スマイルも接客トークも器用にこなす。
 店はもともと転の先輩のものだったが、彼が突然旅に出かけて帰ってこなくなったのでちゃっかり乗っ取った。経営は一人で行っており、シシーもタオル運んだりお掃除したり、できる範囲でお手伝いしている。カットだけではなくメイクやネイルもちゃんとできるのだが、転があえて集客しないのか、それとも2ndサーバーに見た目を気にする人間が少ないのか、客はそこそこ。というか暇な日の方が多い。ので、今日も転は大好きなシシーを鏡の前に座らせて、好き放題いじっては勝手に悶絶している。
*
 本当の妹だと思い込んでいるシシーは本当は赤の他人。ある日突然、付き合っていた婚約者と別れて、俺はこの子と生きていく!!とどこからかシシーを連れて来た。当時転には妊娠中の婚約者がいたが、彼女が勝手に子供を堕胎したことで破局。それ以降転は成人女性が苦手。
 もともと蜂散に貸していた部屋は転の部屋で、転自身は婚約者の家で暮らしていたのだが、彼女と別れたため元の部屋に戻って来た。シシーと暮らすことになってから、無駄な争いをやめ、言葉遣いを改め、家事をして、美味しいご飯を作るようになった転を蜂散はこっそり尊敬している…。


シシー ( ししー )
ネオピグミー ♀ 7歳ぐらい 110cm 1月14日生まれ
人称 : シシー、私 呼び捨て、あなた あの人たち (兄さん・ちゃん君付けしない)
転と暮らしている、ぽやぽやした見た目の可愛らしい女の子。この世のものとは思えない素晴らしく素敵で危険な香りで相手を魅了する。そのあまりの可愛さを、なんと恐ろしいことに自覚しており、ちょうど子供を失った喪失感に苦しんでいた転に取り入って彼のお店へやって来た。
 ぽやぽやした見た目だが好奇心は旺盛で、興味のあるものには勝手について行ってしまうため、いつも転お兄さんと一緒。口数は少なく、表情も豊かな方ではないが、とにかく可愛いのといい香りで一般的な人間はみな脳を破壊されてダメになる。たぶん人間じゃない…この子は天使だよ…。
 転の生活を劇的に変えて、本人は不自由なく暮らしている。転に撫でられたり、抱きしめられてキスされたりするのも心地がいいらしく、全く抵抗しない。兄さん大好きよ、と繰り返される言葉は、たぶん彼女の小さな唇からすべり出るたびに転の脳を破壊している。ちなみにこの呪文は他の男にも効くので、蜂散も同居時代にシシーの気まぐれで何度かやられかけたことがあり、転に半殺しにされた。シシーは蜂散のことは特になんとも思っていない。
 転に髪を触られると何故か眠たくなってしまうらしく、大抵転にいじられながらかくんかくんしているか、ショーウィンドウの中でぬいぐるみとあそぶという斬新な転専用の可愛いマネキンと化している。
あまりお友達は多くないが、転を独り占めできているので十分。心の底から転が好き。もっと、ずっと、シシーを愛してね。
*
 ちょっと変わった特異体質と引き換えに、歳はとらないご様子。シシーはこの素晴らしい香りとそれで相手を魅了する愉悦を気に入っていて、自分が可哀想だとは思ってない。
 自分の為に何でもしてくれる転の一番好きなところは繋いだ手が暖かいところ。 洗脳がとけたら兄さんはシシーの元からいなくなっちゃうのかもしれないと思うと寂しい。ずっとずっとそばにいてね。約束よ、兄さん。
 転と出会う前は、あまり好きではない両親(シシー談)と一緒に暮らしていたらしいが、本当の両親かどうかは謎。



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@丘の上のプラネタリウム
転さんの過去の話に出て来る人たち

メアリー オオツノワタケ ♀ 21歳
 転の元婚約者。若いうちに転と付き合い始め、幸せの中、子供も出来たが、結婚と家庭のことを真剣に考えるあまりノイローゼに。結局彼女が堕胎したことで転が逆上し破局。転はそれ以来成人女性に嫌悪感を感じるようになった。随分前から失踪している。

ヘイズ ヘンプクジンチョウ ♂ 29歳
 転さんの先輩で、Doloresのオーナー。明るさだけがとりえのおバカさん。世界が観たいんだよ!!と突然決意し店を放り出しそうになっていたところをちゃっかり転さんが乗っ取った。
 危険を覚悟でサーバーを渡り歩き、たまに唐突に帰ってきてはシシーにお土産をくれる。
 転のことは可愛い後輩だと思っているが、転からはバカな男だと思われている。スタイリストとしての技術は転も認めるほどだが、転曰く「センスがない」。 

リリス オオツノワタケ(ジョロウグモ) ? ?歳
 ハンターに追われ、3rdサーバーから逃げてきたジョロウグモ。触れた相手の過去を読み取って、自由自在に容姿を変えることができ、転の前では若いオオツノワタケの女性に、シシーの前では子供になる。ただし一人称は「俺」と性別は不明。名前も多数使っている様子。
 脱走直後弱っていたところを転に拾われ、その件を持ちだされてこき使われているが、本人は転を気に入っている。リヴリーを攻撃することは殆ど無く、シシーは彼女を友達だと思っているが、転はリリスを信用していない。
 2ndサーバーで唯一星の見える丘の上にあった、もう営業していない古いプラネタリウムに勝手に住み込んでいる。3rdサーバーのモンスターのボス、ラインホルドには脱走がバレており、時折降る偵察命令には大人しく従っている。
 転がリリスを試そうとしてハチルと引き合わせた際、彼にも触れたことがあるが、その際は姿を変えなかった。たまにハチルの格好をして転をからかっている。





Profile > 2nd server
Center server / 1st serverオオカマキリ / 2nd serverスズメバチ / 3rd serverジョロウグモ




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2010/01/01(Fri)
ADMIN