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2024/04/30(Tue)
ADMIN
Profile > 3rd server




3rd server

サードサーバー





 フリッカとエマが住んでいるサーバー。技術革新が飛躍的に発達し、モンスターよりリヴリーが覇権を握っている。50年ほど前に統率システムが確立され、モンスターが一掃されたことで犯罪が一気に激減した。高度な警察組織などのおかげで美しく区画整理され、最も治安のいいサーバーとされるが、全ての平和は巨大な警察組織の監視下にある。モンスターがほとんどいなくなったおかげで命を狙われないこのサーバーの人たちはみんな平和ボケ傾向にあり、上手にヒーローごっこをする自警組織がほとんどの権力を握っていることにも気付いていないようだ。物価の高い3rdサーバーでは「良いものほど高い」「高ければ良いもの」という思考が満映していて、安全にさえとてつもない金がかかる。
 住んでいるモンスターはジョロウグモ。限られた個体数だけが森の中で生き延び、森の中で絶滅するか、プライドを捨てリヴリー社会で生きるかの選択を迫られている。


@ディオーカーズ地区
 THPDの本部から少し離れた高層ビル街。エマが住む街。居住区も飲食店もオフィスも全てビルの中に複合されているエリアで、住む人は多いが公園などは少なく、子供はあまりいない。エマはセキュリティの高いオートロックマンションの一室に住んでいるが、知らないうちにフリッカに合鍵を作られ続けているため無意味。引越しを考えた時期もあったが、ディオーカーズ地区のマンションはTEPDが貸している物件のため家賃が安く、他エリアへの引越しはエマのお財布ではとても現実的ではないので諦めた。

@TEPD本部
 3rdサーバーの警察組織本部。エマの職場。コーヒースタンドとオフィスビルしかない、人通りが多い街の中心街にそびえたつビルの中にあり、エマはここまで自転車通勤している。背が小さい人は入り口のセキュリティセンサーに引っかかるときがあるのと、フロアにあるチョコバーの自販機が壊れやすいのがエマの不満。

@虹の発電所
 街の郊外にある発電施設。数年前、周辺地域に住んでいたリヴリーが一斉に失踪する事件が起きて以来、あたり一帯は封鎖されている。エマは、ジョロウグモの生き残りが潜んでいるのではないかと睨んでいるが…。人々が消えてもなお、発電所は不気味に稼働しており、そのたびに上空にはなぜか人口的な虹が発生する。


***


フリッカ=ロッタ
カンボジャク ♂ 35歳ぐらい 5月2日生まれ
人称 : 俺 お前 あいつら (エマ・偉そうな呼び捨て)
 素性不明の犯罪者で、出所不明の金を大量に持っている邪悪な金持ち。おそらくマフィアか、暴力団か、そういう輩の仲間なのだが、決して自分で手を汚さないためTHPDはなかなか逮捕ができない。
 自分勝手な発言や行動で相手をガンガン傷つける、オマケに気分屋で手も出るという横暴すぎて全く手に負えないろくでなしのDV野郎だが、懲りずに追いかけて来るエマに心をときめかされてしまった。
 初めの頃はエマを容赦なくぶん殴って高層ビルのフェンスにくくってきたりしていたが、最近は優しくしないとエマは死ぬってことも分かり始めたのかだいぶ丸くなった。しかし二人っきりになると嫌だと泣かれても無理やり押し倒してキスしてみたりしていて、相変わらずシチュエーションがレイプ一歩手前に陥ることが多い。
 最近は彼女のために少し我慢してみたり、ちょっと慰めてみたりすることも多くなってきたが、エマも頑固者なのでなかなか攻略できず上手くいかなくてキレて喧嘩する。彼のなけなしの優しさは多分彼女には気付いてもらえていない。が、懲りずにエマにアタックするあたりフリッカも負けず嫌い。
 態度も悪ければ口も悪い彼だが、実はいいところのボンボンで大金の使い方を知っている。暴力を金で解決しようとしたり、服装がいちいちハイブランドだったり、エマに贈りつけてくる服のセンスが浮世離れしていたりと金銭感覚がほぼ富豪。たぶん黒いカードを使っている。仕事はエマの予想通り裏稼業だが、エマは尻尾を掴めないでいる。
 エマ以外の人類は皆敵だと思っているほどの人間不信な性格で、彼女だけが自分のことを救ってくれると思っている御都合主義人間。ものすごく毛嫌いしている姉がおり、実はこの姉がフリッカの性格を歪めた張本人。
*
 基本的にはエマ大好き人間だけど、どこかで地雷を踏むと気が動転し、極端に怯えたり暴れたり子供のように喚いたりするDV男になってしまう。戦いを好むというよりは、スイッチ入ると一切手加減できないタイプ。怖いから殴る。姉から人間扱いされてこなかったので、ものを買い与えたりすることでしかコミュニケーションが取れない。人が変わったようにキレ出したり、優しくなったりするのは人との付き合い方が分からないせいでもある。エマには優しくしたいのに、エマが泣いたりするのをみるのは辛いのに、つい怒鳴ったり手が出たりしちゃう…。ヒステリーというよりパニックに近い がんばって優しい男になってください ムリかな


エマージェンシープログラム エマ
プリミティブピグミー ♀ 見た目は14さいぐらい ちびっこい 7月12日生まれ
人称 : 俺 名前 あいつら (フリッカ、フリッカロッタ・正式名称で呼びたがる、呼び捨て)
 「TEPD」と呼ばれる警察組織に所属する女の子。ある日チーフの机からフリッカ=ロッタのファイルを見つけ、 さんざん女子だの子供だのと言われてきたのを見返してやろうと「凶悪犯」を捕まえることにした。見た目は可愛い女の子だが、正義を貫くしっかり者で、なめられたくないので男口調を徹底、いつでもびしっと制服の超真面目な仕事人間。
 意地悪で乱暴で強引なフリッカを毛嫌いしつつ、何だか気になる自分の曖昧な気持ちにイライラしてる真面目ちゃん。プライドの高さ故フリッカが優しさを見せても素直に甘えられずに喧嘩したり、殴られることもあり、普段は嫌いだ!と泣き喚いているものの、すぐに弱るフリッカをどうも放っておけない質らしい。
 彼のことが好きなのか嫌いなのか自分でもよく分かっていないが、側にいてあげたいとは思っているらしく、周りの大人と比べ、唯一自分を一切子供扱いしないところには少なからず魅力を感じている様子。
 フリッカは自分に素性を一切明かさないのに、彼が勝手に買って来た服を着ろと言われてそれが案外似合ってしまったり、「エマのことなら分かる」と言い張っているのが激しく気に入らない。何でも金で解決しようとするのも気に入らないし、全然優しくないのに俺はお前に優しくしてると勝手に言いはるのも気に入らないし、とにかくフリッカは気に入らない。でも好き。
 最近はフリッカに甘いもので釣られてうっかり気を許してしまい、はっとすることが多い。ニヤニヤするな!!
 普通のリヴリーに比べて弱いわけではないがフリッカにはぜんぜん勝てない。丸め込まれたり壁際に追い詰められたり投げ飛ばされたりすぐ殴られたりして泣いているものの、立ち直りが恐ろしく早い。ポジティブ。わーっとわめいた後はスッキリするタイプで、あまり凹まない。
 小さな体の他にも大きな耳がコンプレックス。フリッカによく引っ張られたりかじられたりしているこの耳は地獄耳で、小さな音でも聞き取る能力を持つ。しかし職場ではだいたい悪口ばかり拾ってしまう。正義感の人一倍強いエマは悪口にも敏感。
 仕事にこだわるのは「弱い人を守る正義のヒーロー」だったお父さんに憧れまくっているため。仕事モードに入ると一切周りが見えなくなり、危険な場所や行為も平気でしようとするのでフリッカが慌てる。たぶん痛みや恐怖に関する知覚が鈍い。
*
 本当はフリッカが弱い人で、自分が守ってあげなくてはいけないのでははないかとこっそり思っている。
 フリッカには必死に隠しているが、実はぬいぐるみみたいな可愛いものが好き。エマは庶民なので、フリッカに金持ちアイテムを見せつけられるとたまに純粋にはしゃいでしまうことがある。




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レクティファイア
フリッカとエマが出会う前のお話に出てくる3rdサーバーの脇役キャラ達

フリィークス カンボジャク ♂ 22歳
レクティファイアの研究員。頭がキレる男で、まわりのおっさんたちを小馬鹿にした態度をとる。
エマージェンシープログラムを使ったモンスター殲滅計画に反対しており、むしろモンスターの力をリヴリーのものに出来ないかと考えていた。実験を繰り返すうちにモンスターの生命よりも能力にだけ着目するようになり、その思想を危ぶんだ腹違いの兄、オーキッドと敵対することになる。

ラッドラックウィーヴィル) ジョロウグモ ♂ 26歳ぐらい
フリィークスに捕まった蜘蛛。気性が荒く反抗的だが、兄に反抗するフリィークスの中に姉に対するコンプレックスを抱える自分の姿を重ねており、彼を目の敵にしているわけではない。姉の呪縛から逃れるため望んで参加した実験だったが、実験を重ねるうちにおかしくなっていくフリィークスに次第に恐怖を感じていく。後に実験の後遺症でカンボジャクになり、実験の露呈を危惧するTEPDと、事件の全貌を把握しTEPDを潰したい一部保安官上層部の両方から無実の罪で追われるハメになる。

オーキッド Pピグ ♂ 37歳
仕事のできるエリート保安官。真面目な仕事人間で、言葉少なくぶっきらぼうだが、心の奥は優しいエマのパパ。家族は持たないつもりだったが、誘拐犯から救ったベティに猛アタックされしぶしぶ結婚。幼いエマのヒーロー的存在だったが、3rdサーバーの度の過ぎた正義の抑圧と暴走していく弟に疑問を覚え、ラッドラックとフリィークスを救おうと決意する。

ベティ Pピグ ♀ 25歳
オーキッドの奥さんで、エマのママ。女の子がそのまま大人になったような性格で、年中思春期のときめきを胸に抱く天然さん。お嬢様のため常識はずれですぐ泣く泣き虫だが、大好きなオーキッドを尊敬し、心から愛している。オーキッドのためなら撃ち方を知らない拳銃だって握る、心の強いお嬢様。

チーフ ビズー ♂ 47歳
名前だけの保安官チーフ。やる気がなく、仕事は頼れる部下(オーキッド)に全部押し付けている。好きなものは拘置所脇のソファー、嫌いなものは言うこと聞かない部下。だらしないキャラクターの裏では3rdサーバーの治安をコントロールするためモンスターと接触しており、ラッドラックをフリィークスの研究に参加させた張本人。弟を探すロベルタの手前では彼を探すのを手伝うふりをして、彼女の気を逸らした隙に水面下ではヴィンセントを使い、強行的にモンスターの一掃を推し進める。
レクティファイアの事件後逃げ出したラッドラックを探すため、「フリッカ=ロッタ」という犯罪者に仕立て上げた。彼の捜索にエマが興味を示すよう裏で工作し、エマをフリッカの監視役として行動させることで、彼をロベルタたちモンスターとの取引材料に利用できないかと目論んでいる。

シガーマーカー リオン ♂ 26歳
TEPDの警察官。特殊捜査班ではレクティファイアの監査官も兼ねている気さくなお兄さん。オーキッドを慕っていて、直属の部下ではない癖にしょっちゅう遊びに来る。組織の黒い部分には何も気づいていないバカだが、モンスター友愛派で、ラッドラックには優しい。レクティファイアの事件後、お世話になったオーキッドさんの娘さんであるエマちゃんにデレデレで、いざとなったら俺が守ってやんなきゃな!と思いつつただのお菓子くれる人と化している。

ヴィンセント ゼブル ♂ 39歳
3rdサーバーに平和をもたらしたと言われる特殊部隊、エマージェンシープログラムのリーダー。気性が荒く、モンスター抹殺が生き甲斐なチーフの右腕。チーフの言うことは何でも聞く。犯罪者はリヴリーだろうと容赦せず、人質に対する配慮も無い暴れ馬だったため、正義感の強いオーキッドとは仲が悪く、また彼もオーキッドがチーフのお気に入りであることに嫌悪感を抱いていた。
しかし、レクティファイアの一件で信じていたチーフに裏切られ、モンスターをけしかけられたヴィンセントの命を救ったのはオーキッドだった。
 オーキッドの死後、3rdサーバーが平和になり、エマージェンシープログラムが窓際部署になったあとは組織を抜けたが、新しく入ってきたオーキッドの娘のエマを気にかけており、乱暴かつそっけない対応を見せつつも失踪したフリィークスの捜索を一人で続けるなど、彼女を守るため影で手を尽くしている。


***さらにおまけ

検死官&心理学者 ヴォルグ ♂ 28歳 / ケマリ ♀ 26歳
検死官は極度の人見知りで死体としか仲良くなれず、心理学者は人の顔をじろじろ観察するくせ死体になると悲鳴を上げる。TEPDの職員として事件解決のためオーキッドとともに働くが、職場を移転しがちなので仕事に対してあまり熱意が無い。
元恋人同士で今でも職場では仲のいい二人組。


※保安官 / オフィサー
 TEPD職員とは違い、自ら犯罪者を裁く権利を持つ人たち。巨大組織のTEPDより人数は少ないが、組織に縛られずに正義を貫く行動精神から一部の市民からの信頼は厚い。ただ組織としてはバラバラで、個々の保安官が一部地域のヒーローのような感じ。TEPDとは同じ自警組織でありながら別組織として対立し、陰では勢力争いが脈々と続いている。が、組織よりも正義を重んじるためTEPDから要請があればともに仕事をすることもあり、実質TEPDも司法権を持つ実力派の保安官たちを頼りがち。TEPDとは独立した実行能力を持ちつつ、組織としてはTEPDに内包されている。

※エマージェンシープログラム / 保安官チームの特殊部隊
3rdサーバーが荒れていた時代に設立された特殊部隊。犯罪者を半ば強行的に一掃することで3rdサーバーに平和をもたらしたとされる。対モンスター戦のスペシャリスト集団で、いっちゃってるヤツが多い。名目上は保安官の指揮下にある。平和になった今はメンバーもほとんど解体され、残っているのは名前だけ。ヒマを持て余す窓際部署になっている。小さいエマはいきなりここにぶち込まれ、ムカついてフリッカ=ロッタ捕獲作戦に乗り出した。

※TEPD / 3rdサーバーの警察組織
巨大な警察組織で、3rdサーバーの実質的な権力を握っている組織。3rdサーバーの市民全員分のデータベースを管理し、武力派の保安官に対し全体を押さえた情報戦を得意とする。犯人を捕獲するだけの保安官とは違い、遺体解剖や爆弾処理班などなど様々な部署がある。組織が大きいだけに、いろいろと黒い噂も。

※レクティファイア / TEPDの研究部門組織
武力行使のエマージェンシープログラムを事実上保持する保安官たちに対し、頭脳の抑止力を持つため作られたといわれている。表面上はTEPDの科学捜査班的な用途で利用されているが、裏ではTEPDの知らぬところで何やら怪しい実験をしているらしい?





Profile > 2nd server
Center server / 1st serverオオカマキリ / 2nd serverスズメバチ / 3rd serverジョロウグモ




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2009/10/07(Wed)
ADMIN