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2024/05/05(Sun)
ADMIN



世界観




リヴリーと飼い主
・リヴリーアイランドで暮らしている、飼い主がいるリヴリーは一部で、そのほかは飼われていなかったり、人間の世界を知らないリヴリーがほとんどです。
・中世時代に人間に飼われていたリヴリーは、たまに原種と呼ばれて、いわゆる今の人間化したリヴリーと区別されます。
・どちらも自由に、人間と同じような暮らしができます。
・それぞれ特徴的なしっぽや耳を持っています。
・リヴリーたちの多くは、人型をしていてもリヴリーの体質や性格に影響を受けています。似たようなリヴリー同士で村を作ったり、体質を生かした仕事をしたりして過ごしています。
・飼い主がいるリヴリーと、そうでないリヴリーがいます。特に差はありません。
・世界は「サーバー」と呼ばれるいくつかの地域で分けられていて、多くのリヴリーたちは自分たちの世界と「飼い主」たちの世界が別のものであると認識しています。飼い主の世界に連れていってもらえるリヴリーもいます。
・リヴリーたちは自分の「飼い主」についてリヴリー同士で話をすることはあまりありません。いるいないで幸せかどうかもあんまり関係ありません。鯉壱にとっては友達が一人多いかそうでないかくらいです。
・二つの世界は完全に分かれていますが、断絶された世界ではなく、「飼い主」もリヴリーとお話をすることでリヴリーたちの世界のことについて知ることができます。


プリミティブ・リヴリー
・「プリミティブ(原種)」と呼ばれる一部のリヴリーたちは、完全にリヴリーの原型を保っていて、人型になることができません。彼らは「王さま」の持ち物で、「お城」の中で暮らしているという噂です。鯉壱は図鑑などでしか見たことがありませんが、緑露ちゃんは「お城の中の学校」で勉強していた頃に一度だけ見たことがあるそうです。鳴き声を出してコミュニケーションをとり、お腹の中で宝石を生成します。


原型と人型
・ミニリヴは基本的には原型ですが、人型の生活をしているリヴリーと過ごす時間が長いと人型になります。
・リヴリーたちはみな自分たちが原型を持っていることを知っています。自分のぬいぐるみとかグッズを集めたくなります。ごく稀に自分の意思で原型になれるリヴリーもいますが、鯉壱は自分の意思では原型になれません。でも怪獣みたいに大きいマダラカガになることに強い憧れを持っています。たまに意思とは関係なく原型化している時もあります。原型鯉壱は蜂散さんの手のひらに乗るくらいのとても小さなサイズです。
・リヴリーは「飼い主」の世界へお出かけする時は原型になっていることが多いです。
・モンスターは人型をしているものは理性がある証拠です。理性がなくなると原型に戻ってしまいます。自分の意思でコントロールできないところはリヴリーと同じですが、モンスターは原型になると理性を失うので、記憶もなくしてしまいます。気絶したり、時間が経つと元に戻ります。長く生き過ぎた一部のモンスターの中には、人型になれなくなるものもいます。


おうさまとお城
・リヴリーたちが「王さま」と呼ぶ人が、センターサーバーの「お城」の中で暮らしています。誰も姿を見たことはありません。しかし、毎週日曜日にお城の裏門で行われる「王さまのガレージセール」では王家の模様がついた食器類などが格安で手に入ります。「新年の王さまの日」は、1月6日です。みんな「王さま」に何かしてもらったことはありませんが、何かひどいことをされた記憶もありません。「王さま」は新しいリヴリーが発見された時に、新聞でみんなにそれを発表する、という重大なお役目を背負っています。たまにイベントごとを発表します。(人間の世界でいう研究所と同じような役割)そのほかは何をしているかよくわかりません。


ポフたち
・ミニリヴの多くは、「お城」から「配布」されます。ポフたちは生まれたばかりのリヴリーの友達になる使命があるので、お城の中にある「学校」で、この世界のことを学び、大きくなったらまだ見ぬご主人様を探して旅に出ます。ご主人様をサポートするため、厳しい訓練も受けた、と緑露ちゃんは言っています。


モンスター
・モンスターは、リヴリーの生活に深く関わる生き物です。基本的にはリヴリーを襲い、食べるため、リヴリーにとっては恐ろしい相手です。
この世界では、種類や住んでいる地域によって特性が全く異なります。例えば1stサーバーのカマキリは秋に特別気性が荒くなりますが、ほとんど森から出てこず、リヴリーにはあまり関心がありません。2ndサーバーのスズメバチは数が多く、遊び好きで、リヴリーたちと生活を共にするものも多くいます。3rdサーバーのジョロウグモはリヴリーに絶滅させられそうになっているためリヴリーにとても嫌悪感を持っています。
勢力が強い3種類の他に、固有のモンスターがいる場所もあります。
・上記のモンスターにはそれぞれ種類ごとに国を統べる「女王」がいます。1stサーバーのカマキリ:ローズ・エヴァンジェリン・ウッドや、2ndサーバーのスズメバチ:エディ・クイン、3rdサーバーのジョロウグモ:アルゴル・ラインホルドなどです。彼女たちはモンスター同士の勢力の確認や無駄な戦争の防止、あるいは牽制をしあうために定期的に集会を開きます。しかしほとんどの場合ボスである彼女たちが直々に現れることはなく、代理人たちが集まります。モンスターはサーバー間を自由に行き来できるため、常に勢力の分布を確認しておく必要があるのです。


リヴリーが住む国、「サーバー」
・リヴリーたちが住む「サーバー」は今の所4つ存在しています。それぞれの地域でそれぞれの文化が根付き、風習が異なります。人間で言うところの国のようなもので、統治はそれぞれのサーバーに任されています。サーバーは「消滅」したり「発見」されたりしていますが、それがなぜ起こるのかはわかりません。「かみさま」の仕業だと言う人もいますが、そうではないと言う人もいます。
・共通通貨はdoodooですが、宝石であるdoodooは持ち運びに不便なため、ほとんどはサーバーごとに発行されている紙幣を使います。
・通貨だけでなく、言語もサーバーごとに異なります。飛行機で旅行する外国のようなものです。治安も、経済も、文化も、歴史も、人柄も、全く違います。
・全てのリヴリーたちが生まれたサーバーから「旅行」に行けるわけではありません。サーバーを超えて旅ができるリヴリーは限られています。これは体質的な問題で、ほとんどのリヴリーが生まれたサーバーから出ることができません。サーバーはほとんどが島国なので、海の向こうの新しい場所へ行こうとすると激しい頭痛に襲われたり、突然行きたくなくなってしまったり、ひどい不安に襲われたりします。勇気を出して新しい道を突き進んでも、何もないところで行き止まりになって進めなくなったり、知らないうちにまた元の場所に戻ってきてしまうのです。
・ごく稀にサーバーを超えて「旅行」ができるリヴリーがいますが、なぜかこの種類のリヴリーは旅がしたくてしたくてたまらなくなり、一生国を転々として旅を続け、1箇所にとどまることができない性質を持っています。
・しかし最近、どんなリヴリーでも簡単に「旅行」に行ける新たな場所が発見されました。それが海の上に突然現れた4つめの新しいサーバー、「センターサーバー」です。


ちょっと特殊なセンターサーバー
・センターサーバーはもともと、モンスターたちがサーバーを行き来するために使っていた「サーバーの抜け穴」でした。それがなぜか突然リヴリーたちにも使えるようになったのです。しかしセンターサーバーが発見されたと同時に、あるサーバーが「消滅」しました。ほとんどのリヴリーはこれに気づきませんでしたが、消滅したサーバーから逃げてこられたリヴリーだけは、このセンターサーバーに「移住」することができました。
・センターサーバーは他のサーバーからいろんなアイテムやいろんなリヴリーがやってきたことで、最先端の街になりました。しかし次の朝になると、昨日通ったはずの道がなくなったり、繁華街にできた新しいお店が突然別のお店に変わったりしていました。センターサーバーはひどく不安定で、毎日が必ず思い通りにならない街でした。
・そのうちリヴリーたちは、一定周期で街の様子が変わることに気がつきました。おかげでセンターサーバーの繁華街も、日替わりで変わるランチのように、曜日を把握さえすれば欲しいものを買うことができるようになってきました。たとえ道で迷子になっても、日が沈めば勝手に自分のサーバーに帰ってこられるので、リヴリーたちはあまり気にしていません。実はこの現象はサーバー同士をくっつけて継ぎ接ぎに繋げてできたために起こる現象で、迷路のようなこの街を知り尽くしているのは、この街に住むことができる少しのリヴリーと、モンスターたちだけなのでした。


他のサーバー
① 1stサーバー
 穏やかな気候と綺麗な星が見える、自然と共存する歴史ある国。
 伝統的な技術を守る職人が多く、1stサーバーで作られた家具や調度品はとても質の良いものとして信頼されています。このサーバーには、まだ「技」を使うことができるリヴリーが残っていると言われています。多くの自然が手付かずのまま残り、その森の奥にはオオカマキリたちが静かに暮らしています。
 森に囲まれ村々が孤立しているため、リヴリーたちも小さな集落が多めです。時代から取り残されたような中世の趣ある石畳の街があるかと思えば、森の中でだけ暮らす狩猟民族のような部族もいます。この国のリヴリーたちは、お互いがお互いの領土を出ないことで安全を保っています。それはリヴリーにとっても、モンスターにとっても同じことです。

② 2ndサーバー
 料理の不味さと治安の悪さに要注意、酒と音楽で賑わうモンスターだらけの国。
 このサーバーに暮らすモンスターはスズメバチです。他のサーバーに比べても特別に数が多いため、リヴリーと共生する個体もいます。それゆえ治安は悪いですが、この国で暮らすリヴリーたちも負けず劣らずモンスター並みの強さを持っています。モンスターを排除した坂の上の高級住宅街エリアは音楽の街としても知られており、この国の人たちはリヴリーもモンスターもみな楽しいことが大好きです。
 スズメバチの女王、クインが住む西の森近くのエリアは特に治安が悪く、リヴリーたちもあまり近づきません。また、その一方でモンスターが入れないエリアもあるため、綺麗に、とは行かずとも住み分けがきちんとできている国です。

③ 3rdサーバー
 美しく整理・統治された近未来都市、物価は高いが危険は全て排除された先進国。
 高度な自警組織により、モンスターを一掃駆除することでリヴリーにとっての楽園となった3rdサーバー。その一方で、モンスターとリヴリーとの対立が最も根深い国でもあります。絶滅に追いやられかけているジョロウグモを救うため、リヴリーの3rdサーバー政府により提案されている「モンスター専用ストア」や「ジョロウグモ居住区」が用意されているなど、安全な場所からモンスターを観察するにはうってつけの国です。蜘蛛さんたちが暴れ出さなければ、の話ですが…。
 森の奥深く、ジョロウグモの生息エリアは、ハンターたちが勝手に侵入しないようモンスターとリヴリー政府が不可侵条約を結びました。その奥ではモンスターたちが廃れた屋敷で貴族の生活にすがっているという噂もあります。

④ 0サーバー
 センターサーバーの出現とともに消滅した場所。和装や和食、畳など、日本文化が色濃く反映された国。
 今はないので訪れることはできませんが、このサーバーは八百万の「神さま」を深く信仰する文化が残っている独特なサーバーでもありました。「盗人が落ちると魚になる」という伝説のある不思議な沼地や、「月の神さまに踊りを捧げるための丘」など、いろんなところに様々な伝説が息づいていました。0サーバーに開かれた港には、見たこともない国から不思議なものが次々と輸入されていたといいます。鯉壱が住んでいたのはそんな不思議な物や人が集まる港町の小さな下宿。風変わりな芸術家たちが住んでいた和製カーネギーホール、「湧水館」です。ここには鯉壱以外に総勢11人の芸術家が暮らしていましたが、サーバーの消滅とともに彼らもいなくなってしまいました。



※随時追加します





2008/12/09(Tue)
ADMIN