みかみ ミズカミノオロチ
4サーバーを転々としている神さまのようなもの。サーバーが4つにわかれた原因。
みかみ ミズカミノオロチ ♂ 見た目は28ぐらい
むかし鯉壱が0サーバーに住んでいた頃に、鯉壱の元へやってきた神様。水草町の土地神様で、数年ごとに人々の家で神様の入った箱を預かる「神守り」の儀式によって町人たちの家を転々としていた。儀式を初めて見た幼い鯉壱が、「神守り」の儀式に使う綺麗な赤い組紐に惹かれ、こっそりとって自分のものにしてしまったことから鯉壱にだけ見えるようになり、友達になった。鯉壱が0サーバーを離れる際に、彼に贈り物として水槽の底を与えたのは彼。
おしゃべりが好きな寂しがり屋で、人から姿が見えなくても御構い無しに一人でしゃべっている。土地神ゆえに入っている箱のそばを離れることはできないため、鯉壱が今日何をして過ごしたのかなどを聞くのが好き。組紐を使ったあやとりなどはできる。神様だからと言って神秘的な力を使えるわけではなさそうだが、仲良くなった鯉壱を出来心で神様の仲間にしようとしたことがあり、儀式の途中で相楽に見つかった鯉壱がしこたま怒られて泣きまくるのを見てみかみも泣きながら反省した。基本的には心優しい性格だが、好奇心は旺盛でやってみよっかなと思ったことを考えなしに実行してしまう子供のようなところがある。
0サーバーがなくなる際、そのことを予言し、鯉壱だけに教えた。守る土地がなくなった今は、洋服を着てご飯を食べ、眠って起きてお風呂に入る、普通の人間みたいな生活をしている。鯉壱が組紐を返し忘れたせいでまだ鯉壱とのつながりは切れていないようで、たまに知らない国からポストカードを送ってきたり、季節の挨拶に電話をかけてきたりする。
鯉壱以外の友達がいるかどうかはわからないが、0サーバーで暮らしていた鯉壱の母であるモニカのことは記憶にあるらしく、たまにツアーについていったり、新曲のレビューを書いてネットに投稿したりしている。ただ神様としての力が弱っている時もあるようで、記憶をなくし、過去と未来を混同したりして、意味不明な発言をしていることもある。お酒を飲むとすぐ頭が痛くなって、必ずとんでもない予言をするので、みかみにお酒を飲ませてはいけない。
たまに鯉壱の夢の中に出てきて、忘れていた思い出を思い出させてくれたり、そのときいい感じのBGMをかけてくれたり、悪い夢をいい夢に変えてくれたりする。たいてい次の日、「鯉壱くん、気づいた?僕がやったんだよ」と電話がかかってくるので、鯉壱はお礼を言うことにしている。