[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
一番初めに視界に揺れたのは予想通りふんわりした金色で、
どたばたと一目散にツリーの横に駆けて行ってから彼はプレゼント選びを始める
おはよう、とキッチンから声をかけてから漸く俺に気付いたようで、
鯉壱は振り返ったその愛らしい顔にすぐさま笑顔を浮かべた。
「おはようDaddy」
「早起きだな」
「まあね」
鯉壱のために淹れておいた紅茶をテーブルに出せば、
彼は一番大きな赤い箱を抱えて椅子によじ登ってきた
耳を澄ませてその箱を振ってみる鯉壱が愛しくて、思わず俺は微笑みを漏らす
「それにするのかい?」
「うん、去年よりプレゼントが多くて迷ったけどね」
「全部お前さんあてだよ鯉壱。俺達からのもあるから、後で開けると良いさ」
「わあ、本当?ありがとう!」
嬉しそうに笑う君の笑顔を見れるだけで俺たちだって嬉しいよ
飲みこんだ言葉は心の中で口にする
鯉壱は赤い箱にかかっていた綺麗なリボンを丁寧に取り外してからその蓋をそっと開けた