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2026/06/28(Sun)
ADMIN

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猫、飼い主のビールを勝手に飲む

ただいま、とドアを開けた瞬間、
真っ赤な顔してすりよってきたデュークフリードに俺は一瞬口を開けた。
にゃうにゃうとよく分からない声で口ごもったように何か言い続けながらその場に座り込もうとする彼女を俺は慌てて抱きかかえる。

「どうした?お前なんか変だぞ」

にゃうにゃうにゃう、相変わらずデュークフリードのしゃべる言葉は猫語だ。
それでも何故彼女がこうなったのかすぐに分かった。
抱えあげたデュークフリードの口から、酒の匂いがしたのだ。
こいつ、冷蔵庫の中の俺の缶ビールを勝手に飲んだに違いない。

「うにゃあ、ひっく、にゃあ、にゃぁ」
「わかったわかった、俺のビール飲んだな?ったく、どうすりゃいいんだ…猫が酒飲むなんて聞いてねェぞ…!」

俺は独り言のようにブツブツ言いながら彼女をソファに寝かせた。
小さなテーブルには空っぽのビールの缶が転がっている。
全部飲んだのかよチクショウ、一口で気付けよ、
普通のジュースじゃないってことぐらい猫でもわかりそうなもんだが、こうなってしまっては後の祭りで
にゃうにゃうとうわごとのように呟き続けるデュークフリードを、どう看病したらいいのか分からなくて俺は途方に暮れた。
結局俺は彼女の酔いがさめてしまうまで、自分の膝を彼女のまくら代わりに貸す羽目になる。
ごろごろと気持ちよさそうに眠る彼女の頭を撫でているうちに、鑑賞していたはずの映画もどこまで見たのか分からなくなり、
猫に膝を貸したまま、俺はソファの上で寝てしまうことになるのだった。


よっぱらいきゃっと 記憶がないので起きたあと、ひぃわたしよっぱらってこの人になにかしたんだごめんなさい!っておろおろする



2009/11/14(Sat)
ADMIN